指導保育士
蟹江南保育所所長 福祉給食センター所長
第3回目は、蟹江町指導保育士・蟹江町立蟹江南保育所 所長 那須野孝子(なすのたかこ)様にお話を伺います。
那須野様は指導保育士として、保育教育に永年ご尽力されていらっしゃる方で、愛知県蟹江町の蟹江南保育所所長と保育給食センター所長をつとめられています。また、保育士の指導はもとより、地域教育にも力を注がれ、人望も厚く、大変ご活躍されている魅力あふれた素晴らしい女性です。
そんな素晴らしい方が、今回、光栄にも、快く私のインタビューに応じてくださいました。嬉しくて、胸がときめきます。
那須野所長の素敵な輝きを、きっと皆様も感じていただけることでしょう。
(遠山)
第3回目にお越しいただき、光栄です。
那須野所長とは、2008年6月に共通の知人を通じて、きっかけをいただいて以来、そのご縁で、保育所の職員様や蟹江町教育委員会生涯学習課様や保育協会保育士部会様などで、ウォーキング研修を担当させていただいています。本当にお世話になり、感謝でいっぱいです。
いつお会いしても、素敵な笑顔で温かく迎えていただき、尊敬する憧れの存在です。
いつも自然体で、笑顔が優しい那須野所長。
さっそく、質問をさせていただきたいと思います。
そんなご自身を保つための、「自分らしさを大切にしたライフスタイルの秘訣について」お伺いしたいのですが。
(那須野所長) – 自分らしさを大切にしたライフスタイルの秘訣 –

人と楽しく関わること、優しい気持ちを持つこと、ゆったりした気持ちでいることが、私の一番大切にしていることです。
仕事では、「蟹江っこ」を育てようが合言葉。子育てしやすい街づくりを目指しています。子どもとお母さんの笑顔を大切にしながら、毎日楽しく保育所で仕事をしています。
子どもは、様々なことに興味を持ち、「ねえ、ねえ、聞いて」と話しかけてきます。そんな子どもと話す時間が、私にとっては一番楽しい時間です。
子どもと向き合うとき、一番大切なことは、自分がゆったりした気持ちでいること、そして、自分が子どもとの会話を楽しむことです。
その中で、子ども一人一人の成長を援助していけたら嬉しいです。
そして、お母さんの笑顔も一緒に作っていきたいですね。
昔から『母性本能』という言葉をよく聞きます。
女性は母親になる前から、母親としての本能を持っていると思われていますが、決してそんなことはありません。
子どもがお母さんのお腹から出てきた時がその子の誕生日であるように、子どもが生まれた日がお母さんになった日なんです。
生まれたばかりの赤ちゃんがなにもできず、大人の助けがいるのと同じように、お母さんも子どもが生まれてから、その子と一緒に『母親』になっていくのです。
初めて母親になった日、嬉しさでいっぱいです。
でもそれと同時に、「大丈夫だろうか?ちゃんと育てられるだろうか?泣いたらどうしよう????」など、お母さんの心の中は、わからないことでいっぱいです。
そんなお母さんたちが笑顔で、安心して子育てができるように手助けしていけたら本当にうれしいと思って、日々保護者の方と触れ合っています。
(遠山)
素敵なお話をいただき、ありがとうございます!
蟹江っ子を育てるという合言葉、素晴らしいですね。街づくりまで考えていらっしゃるとは、すごいです!
お母様の笑顔も一緒に作っていきたいというお言葉に、感動しました。私は、家庭教育講演会などでご家庭での笑顔の大切さをお話する依頼をよくいただくのですが、人とのつながりの大切さを見失いがちになりつつある現代に、地域で一緒に作っていこうという思いは、大変尊く、大切なもの感じています。
日常での心のありよう、ゆったりした気持ちでいること。子どもとの対話を楽しむこと。ついつい忘れてしまいがちですが、先生のお言葉に、身近にある大切なものを思い出させていただきました。
あたり前ではないこと。あらためて、日々を豊かに過ごすための秘訣のように感じています。
女性が子どもを産み、子ども一緒に母親になっていくというお話は、胸に響きます。
慌しい日常を送りがちな私たち女性への、大切なメッセージを伺ったようで、張り詰めた緊張がほどけ、優しく癒されるような安堵感を感じています。ありがとうございます。
日々の過ごし方をもっと大事にしようと思います。
(遠山) – 質問 –
話が変わりますが、ホームページで「最高の自分と出合うため」に「人生の主役」となるというコンセプトを発信させていただいています。
今までの中で、
– 最高の自分と出合った時と感じられた時を選んでいただき、その時の状況 – をお聞かせください。
(那須野所長) – 最高の自分と出合った時の状況について –
3月24日は、保育所の卒園式(蟹江町では巣立式と言っています)でした。
南保育所は産休明けからの保育を行っているので、長い子では6年間保育を受けています。ですから、初めてのことが保育所でということも多々あります。「初めて座った」「初めて寝返りをした」「初めて立った」など・・・お母さんの代わりに、お母さんのように育てています。
卒園式の日は保育所の職員も保護者の方と一緒に、大きくなったことに感激し、泣き出してしまって名前を呼べない担任、練習を見て泣き出す乳児組だった担任、などなど・・・・保育所中の職員がみんな感動です。
この日は保護者の方も、保育所の私たちも子どもの成長を感じ、そして、別れることを感じてさみしくなる日でもあります。
子どもたちと一緒に過ごしてきた時間の大切さ、楽しさ、そして、感動を保護者の方と一緒に感じることができる卒園の日が最高の自分と出会える日です。
(遠山) – 質問 –
卒園式を巣立式と言われるのですね。小さな雛が成長して、懸命に巣を飛び立とうとする姿をイメージしました。
卒園の日、何年もの間、わが子のように大切に育てた子どもたちが、成長し巣立たれる日。見送る胸のうちは、走馬灯のように今までの思い出が駆け巡り、さまざまな感動を保護者の方と共有する時間に言葉では言い表せないような、感慨深い思いを感じられることでしょう。
想像するだけで、胸が熱くなるような、感動的なお話を伺いました。ありがとうございます。
それでは続いて、質問させていただきます。
那須野所長にとって、
– 「人生の主役になる」 – とは、どんな事でしょうか。
– 「人生の主役」を演じるためのアドバイス -を、ぜひお聞かせください。
(那須野所長) – 「人生の主役になる」ことについて — 「人生の主役」を演じるためのアドバイス –

私にとって、仕事は大好きで大切なものです。
その大切な仕事をいつも新鮮な気持ちで行っていくためにいろいろな趣味を持っています。周りの人は「忙しいのによく時間があるね」といいますが、忙しいからこそ気分を切り替える時間が必要なんです。
子どもたちとゆったり関わる気持ちを大切にするため、そして、感性を豊かにするために、フラワーアレンジメントやラッピング、シュガーアートを趣味で行っています。花を生けたり、ラッピングを教えたりしていると、気持ちがゆったりして、いつもの忙しさを忘れ和やかな気持ちになります。
一つのことをしっかりすることは大切ですが、まったく違った空間に自分を置いて気分転換をすることは、仕事をしていく上でも大切なことです。ひとつの自分ではなく、色々な自分を見つけ、違った人と出会うこと、それが人生で自分が主役になるための秘訣ではないでしょうか。
遠山先生と出会い、ウォーキングの研修を受けたことも私にとっては本当に良かったことの一つです。目線を上げ、背筋を伸ばし、颯爽と歩くことを教えていただきました。とても気持ちよく歩くことができるようになりました。
そして、もう一つ、大切な主人とジャスミン(雑種の犬ですが)と3人?(二人と一匹)で歩くことを始めました。お陰で冷え症も改善され、昨年の冬は体もポカポカ快適でした。主人との楽しい時間を作ることができたのは遠山先生のおかげです。
(遠山) – 質問 –
「人生の主役」を演じるためのメッセージとして、那須野所長のお言葉は、とても、励みとなります。
大好きな仕事をいつも新鮮な気持ちで行っていくために、いろいろな趣味をされているというお話、大変参考になります。
ひとつの自分ではなく、色々な自分を見つけ、違った人と出会うことが人生で自分が主役になる秘訣とは、正直申し上げて、胸がどきどきするくらいに共感できます。
那須野所長のお話、ぜひ、多くの方々にもご紹介したいです。
私との出会いのお話までいただき、光栄です。ありがとうございます。
ご家族との時間、大切にされているのですね。
家族との時間を私も心がけてはいますが、まだまだと感じています。
家族という身近な存在に甘えて、後回しにしてしまうことがよくあります。
先生からは、いつも大切なことを学ばせていただいています。ありがとうございます。
今日もいろいろとお話を伺うことができて、感動と感謝で胸がときめいています。
さて、もっとお話を伺いたいところですが、最後の質問となります。
– 「私スタイル」今後の夢など – ありましたら、お聞かせください。
(那須野所長) – 「私スタイル」今後の夢など –
今後は主人と犬と私でゆったりした、暖かい時間が持てたらいいなあと思います。
仕事でも仲間ができました。趣味でも友達ができました。
私が困ったとき、いつも相談に乗ったり、じっと話を聞いてくれた大切な人たちに今度は私がゆったりした時間をプレゼントできるような空間を用意していきたいと思っています。
(遠山)
素晴らしいです!
犬のジャスミンちゃんもご家族の一員として、幸せですね。
ご家族や大切な人たちと過ごすこと。ゆったりした時間を持つこと。大切な人たちへの時間をプレゼントできるような空間づくり。
いろいろなお話を伺い、胸の奥から、じわーっと湧き上がるように、あたたかく、幸せな気持ちになりました。
幸せな未来像が浮かんできますね。
未来へのビジョンを持つ上で、大切なことを教えていただき、ありがとうございます。
私も、那須野先生のように、優しさあふれる女性になれるよう、日常や身近な人たちを大切にしながら、一日一日を豊かな気持ちで生きていきたいと、今、あらためて、感じています。
那須野先生、素敵なお話をたくさんいただき、今日は本当にありがとうございました。





